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繁盛する居酒屋の立地とは?

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飲食店は、「立地が8割だ」とか言われる事があります。お店を構え「待ち」の商売である以上、立地が重要なポイントになります。

立地で大切な事はお店のコンセプトと立地の特性があっていることが重要です。お客様が必要としている場所に必要としている業態のお店を出店することが、繁盛のポイントです。

さらに言えば、立地は皆さんが土地勘のある場所を選んでほしいと思います。個人店の最大の売りは、店主とお客様との良好なコミュニケーションです。

多くの場合、その地域に住むもしくは働く方がお客様になりますので、その地域の話題についていけないと、関係性が薄くなってしまいます。年月と共に詳しくなっていくものですが、やはり最初から土地勘があるほうが良いと思います。

ここで、注意をして欲しいのですが、自分が出店しようとしている業種・業態と競合になるお店が無い地域と言うのは、チャンスに見えるかもしれませんが、逆にリスクが大きいとも言えます。

まだ、たまたま未開拓の地であるのか?

それとも、その地域ではその業種・業態の需要が無いのか?

の判断が必要になります。

その際に、「自分の料理だったら大丈夫ですよ」という過信が一番危険な事になりますので、どうして競合店が存在していないのかを十分に客観的に判断をしてほしいと思います。

一方で、競合が激しい地域への出店も危険です。

例えば、駅前で多くの居酒屋さんがチラシを配っている地域や、店頭での勧誘を盛んに行っている地域ですと、その地域で飲みたいと考えている消費者より居酒屋の店舗の数が多く過剰になっていると想像する事が出来ます。そのような地域ですと、価格競争に陥りやすく、集客のためにかなりの努力が必要となってしまいます。

逆に、同じ業態のお店が存在しており、その業態のどのお店もお客様がよく入っているような地域があれば、そこはその業態としての需要が高い地域であり、まだ競合環境が厳しくないと考えられますので、成功の可能性が高い地域と考える事が出来ます。

地域の特性や競合環境を調べ、家賃などを考慮したうえで、利益を残せる立地をいかに見つけられるかが、とても重要なポイントとなります。

最近、駅の改良工事や駅前再開発などが多いため、立地環境を出来るだけ事前に調査しておいたほうが良いと思います。開店してしばらくしたら、再開発が始まり、人の流れが変わってしまっては大変な事になってしまいます。

一度お店をオープンしてしまうと、簡単に変更できないのが立地条件です。外装や内装、店名やメニューなどは、変更に伴うコストやリスクを伴いますが、ある程度の変更はすぐに可能です。しかし、お店の立地を変更するとなると時間と金額が膨大にかかってしまうため簡単には変更できません。ですので、開業される方は、とにかくじっくりと慎重に検討してほしいと思います。

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